プロ直伝!美味しい刺身用ブリの見分け方と鮮度を保つコツ
1. 冬が旬!刺身で楽しむ“寒ブリ”の魅力
ブリは日本人にとって非常に馴染み深い魚のひとつで、照り焼き、しゃぶしゃぶ、煮付け、そして何よりも刺身として人気があります。特に寒ブリと呼ばれる冬のブリは、身が締まり脂が乗っていて、刺身で食べると極上の味わいを楽しめます。
ブリは出世魚としても知られており、成長段階によって呼び名が変わるため、各地で名前にバリエーションがあります。成魚となったブリは、特に冬の日本海側(富山湾、長崎、北海道など)で水揚げされるものが「寒ブリ」として高値で取引されます。
この寒ブリの刺身は、脂の旨味と弾力ある食感が魅力。ですが、ブリは鮮度の低下が早く、見た目だけでは判断しにくい魚でもあります。美味しいブリを刺身で楽しむためには、“正しい見分け方”を知っておくことが重要です。
2. 美味しいブリを見分ける5つのチェックポイント
では、実際に美味しいブリを見分ける際、どのような点をチェックすれば良いのでしょうか?以下の5つのポイントを参考にしましょう。
① 脂のノリ(見た目と感触)
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脂がしっかり乗っていると、身に光沢と透明感がある
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表面がツヤツヤしていて、水分が適度に保たれているものが◎
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触るとべたつかず、ほどよい弾力があるものが良い
② 身の色
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新鮮なブリはやや赤みを帯びたピンク色をしている
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くすんで灰色がかっているものや、乾燥しているものは避ける
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切り身の断面が鮮やかで均一な色なら高評価
③ 血合いの色
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血合いが黒ずんでいたり、茶色に変色しているものは避ける
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新鮮なものは鮮やかな赤色、もしくは濃いピンク色
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血合いの色は酸化の進行度を表すので重要な判断材料
④ ドリップの量
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ドリップとは、切り身から出る赤い液体のこと
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多すぎる場合は鮮度が落ちている証拠
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トレーに水分が多い場合は注意が必要
⑤ 匂い
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新鮮なブリは海の香りやほんのりした魚の匂い
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鼻を近づけて“生臭い”“アンモニアっぽい”と感じたらNG
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刺身用は特に匂いが重要な判断基準
3. 刺身用として適したブリの状態とは?
刺身としてブリを楽しむためには、上記の見分けポイントに加えて、以下のような状態を満たしている必要があります。
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表面が乾燥していない
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身の締まりが良く、歯応えがしっかりしている
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変色がなく、鮮やかな色合いを保っている
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冷蔵(またはチルド)でしっかり保存されている
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「刺身用」「生食可」などの表示がある
また、刺身用に切られたパック商品であっても、購入後は早めに食べることが重要です。時間が経つほど、脂が酸化して風味が損なわれていきます。
4. ブリの鮮度を保つための保存・取り扱い方
ブリは脂の多い魚のため、保存や取り扱いに気を使う必要があります。特に刺身用として食べる場合は、以下のポイントを意識しましょう。
■ 家での保存方法
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冷蔵庫ではチルド室がベスト(0〜2℃)
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ラップで密閉し、乾燥を防ぐ
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切り身は1枚ずつペーパータオルで包み、余分な水分を吸収
■ 冷凍保存の場合
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空気に触れさせずに密閉(真空パックやジップ付き袋を使用)
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解凍は冷蔵庫内でゆっくりと行う
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再冷凍はNG!一度解凍したら使い切る
■ 刺身にする直前の処理
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包丁やまな板は清潔に
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食べる直前に切ることで酸化を防ぐ
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盛り付け時も冷たい皿を使うと鮮度を維持しやすい
5. スーパーや市場で失敗しないブリ選びのコツ
では、実際に買い物をするとき、どのようにブリを選べば失敗を避けられるのでしょうか?以下の点を意識するだけで、グッと選び方が上達します。
■ 刺身用の表示を確認
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「刺身用」と明記されていないものは、加熱用と判断しておく
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生食用のブリは衛生管理が徹底されているので安心
■ 信頼できる鮮魚コーナーを選ぶ
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清潔感のある店舗
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魚の鮮度表示や産地情報がしっかりしている
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店員に聞けば詳しく教えてくれるところは信用できる
■ タイミングも重要
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午前中(仕入れ直後)の買い物が理想
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年末年始や冬場の寒ブリシーズンは特におすすめ
✅まとめ
刺身で楽しむブリは、鮮度と脂のノリが命です。美味しいブリを見分けるためには、色・匂い・ツヤ・血合い・ドリップといった見た目の変化を見逃さないことが大切。
また、購入後の保存方法や取り扱いにも細心の注意を払いましょう。ほんの少しの知識と観察眼で、スーパーでも「当たり」のブリを手に入れることができます。
寒い季節、脂の乗った美味しい寒ブリを刺身でぜひ楽しんでくださいね!

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